正看護師と准看護師の違いを知ろう
正看護師と准看護師は役割や必要な資格などしっかりとした違いがありますが、はたから見ているだけではどちらも同じように見えますし、実際に仕事内容もほとんど同じであることが多いです。では正看護師と准看護師で何がどう違うのでしょうか。ここでは正看護師と准看護師の役割の違い、有している資格の違い、そして具体的な仕事内容などについて触れていますので、正看護師と准看護師の根本的なころや違いをしっかりと理解しましょう。
専門性の高い正看護師
正看護師は看護師の資格を有している看護師のことを指します。看護師の資格は保健師助産師看護師法によって定められている国家資格であるため、取得するには国家試験を合格しなければなりません。そのためにも看護学校などで専門的な知識や技術を学ぶわけですが、国家試験で出題される問題の大半は専門学校で教わったことばかりなので、しっかりと勉強していれば資格取得はさほど難しいものではありません。ここでは正看護師の資格やメリットなどを紹介していきます。
サポート役となる准看護師
准看護師は正看護師と同じような仕事内容であることが多いです。しかし仕事内容が同じようなものであるからとはいっても、役割は異なります。正看護師は医師の診療補助のサポートとなることがメインの仕事となり、准看護師はこれらの仕事を進める正看護師をサポートすることがメインの仕事です。そのため、患者さんのケアや日々の生活を支えるのは准看護師の仕事であることが多くなりますが、正看護師や医師から指示を受けて仕事を進めていくため、働きながらさまざまな知識や技術を取得することができます。
正看護師と准看護師が病院以外で働ける場所
基本的には看護師が働ける場所だと、正看護師、准看護師に関わらず働くことが可能です。准看護師では担当できない業務もありますが、多くの人が勤務先として選ぶ職場として、診療所（クリニック）、介護施設、訪問看護、保育園や幼稚園、一般企業などが挙げられます。しかし、病院以外に勤務したい場合、臨床経験を問われやすい傾向があるため、まずは病院に勤めて経験を積むことをおすすめします。
